忘れがちなこんな費用
建築費以外にかかる費用として確保しておかなければならない費用がいっぱい。
■近隣への挨拶費用
 工事が始まると資材搬入、騒音などと近隣への迷惑が考えられます。
 通常は請負会社で行いますが、工事が始まる前、遅くとも地鎮祭の前までに
 気持ち程度のちょっとした手みやげを用意し、ご近所をまわると良いでしょう。
 家が立ち上がってからお世話になる方々ですので、ちょっとした気遣いが必要でしょう。
 (3〜5千円)
■地鎮祭費用
 最近は地鎮祭を省くという方もいますが、工事の無事を土地の神様にお願いするのが地鎮祭です。
 費用としては、神主さんへの初穂料。お供えなどは神主さんの方で用意してくれる場合がありますが、
 そうでない場合はお供え代もかかってきます。
 (2〜3万円)
■上棟式費用
 建物の骨組みができて、棟木があがったことを祝う式です。
 以前は建物に建て主が上って、お餅やお菓子をまいて近所の子供たちが一生懸命ひろう光景
 も見られましたが、最近はめずらしくなりました。
 上棟式といって宴会をする場合20〜30万程度の費用がかかる為、これも省略されるのが一般です。
 これからお世話になる職人さんたちへのご祝儀をみておくとよいでしょう。(1人5千円〜)
■現場茶菓子代
 ハウスメーカーなどでは用意しなくてよいという場合が多いですが、すべては個人の判断です。
 暑い中、寒い中一生懸命仕事をしてくれているのですから、現場の様子を見に行く時に時々でも
 差し入れをしてあげましょう。職人さんとうまくつきあうと、茶菓子代以上の見返りが有るかも!?
■引っ越し費用
 運送料のほかに粗大ゴミ処分費、電話移設料など。
■駐車場代
 現場に工事車両の駐車スペースが確保できない場合、最低2台分の駐車場を借りる
 必要があります。月額駐車場代×台数×工期
■インテリア費用
 家が新しくなるとインテリアにあわせて新しいものが欲しくなるものです。
 造り付けの家具などは建築費に含まれてきますが、ソファー、ベットなどの家具
 や冷蔵庫、テレビなどの電化製品等も買い替えると結構な値段になります。
 新居のインテリアを楽しむには総工費の5%程度みておくとよいでしょう。
■保険料
 新築になるとその家を守る為に様々な保険に入ることになります。
 地震保険や火災保険、家財保険等々。全てに入ると保険料も掛かりますので
 必要な物(地域の特性を考慮して)を選択して入ると良いでしょう。
 

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